専修大学松戸幼稚園では子供たちの想像豊かな造形活動を広げるために、開園当初から絵画の時間が設けられています。 私は、平成元年より指導を担当しています。 始めて出会った絵の具、クレパスを手にして大はしゃぎのこどもたちの作品を紹介します。 |
たのしいこと、描きたい気持ちを、絵具やクレパスや粘土をつかって、おもいっきり主張する…… それが専修大松戸幼稚園の絵画の時間です。 ★ おとうさんおかあさんへおねがい お父さん、お母さんに認められると、お子さんは大満足です。 逆に、励ますつもりでも否定的な言葉は、子どもの自信を無くしてしまいます。 たいせつなひとこと => 安心して描けるやさしい目で、見守ってあげてください。 さあ、今。 お子さんが きりんさんを描いています。 ちょっと想像してみてください。 ① 絵本をいつも見ているのでよく知ってるよ。色は黄色で首は長く、茶色の模様で細い足がかっこいい、描けたあー。 ②よくわかんないけど目がとってもかわいかったの・・・、と目だけ描いた。 ③背がたかくて上まで見なかったので、足ばかり見ていて、足だけ描いた。 ④じょうずな形を知っているので、うまくかけなくて困ってしまった。涙がでてしまって、どうしても描けない。でも終わりになる前にちいさな点がひとつ描けたんだ。 ⑤なぜか楽しかったから、クレパスでいっぱい 「ぐーるぐーる…」 たのしく遊んだ。 …………・お母さんは、ウチの子は上手に描いてほしいと思い、「こうよ」と声に出したいのをおさえて……。 それでもやっぱり①をかいて欲しい…と見守っていることでしょう。 大人は「絵」を特別なものに考えているようです。 「これが良い絵」という先入観を子どもにもたせると、子どもは絵の心をひらけなくなってしまいます。 ②も③も④も⑤も、そこにはお子さんの言いたいことがいっぱい詰まっています。 そして、それぞれひとりひとりの表現ができています。 一緒にお子さんの世界をのぞいてみましょう。 絵を描いたり、粘土で立体を作ったりする創作活動は、子どもたちが心をひらき、表現する楽しい時間です。 自分でやるしかないというがんばる力も育っていきます。 おうちの方と一緒に、お子さんの「心のみずうみ」をつくっていきたいと思っています。 |
「どうぶつえんの絵いろいろ」
秋のスケッチ会 [2005年秋]
高校校舎の中庭で | 高校生のお姉さんも見に来たよ | かけたよ— |
2003年
年中さんも、6月になって園に慣れたころ、絵の具をつかってみます。
筆をあらって、新しい色をみつけて、どんどん描けて、もう楽しくてたまりません。
パレットあらいも、色水がひろがるおもしろさをみつけられる楽しいおしごと。
年長さんは、動物を描こう。
お友達のお家で飼っている動物を、園に持ってきてくれました。
子鳥さん、わんちゃん、フェレットくん、とってもかわいくてみんなで描きました。
中学・高校文化祭 2006年9月
中学・高校の文化祭に幼稚園のみんなも作品を展示しました。
中高のお兄さんお姉さん達にも見てもらいました。
年長さんはグループではなしあって共同制作。 大きな紙にみんなで描きました。 | |
年中さん年少さん | |
お父さん、お母さんと絵のお話をしてうれしそうです。 |